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慢性前立腺炎でやってはいけないこと【浅草橋西口クリニックMo 泌尿器科】

[2023.07.29]

慢性前立腺炎でやってはいけないことを知りたいと悩んでいませんか?

慢性前立腺炎では、これはやらないほうがよいというものがございますので、あらかじめ知っておく必要があります。

本記事では、慢性前立腺炎でやってはいけないことと併せて、慢性前立腺炎の原因や症状、診断、治療などについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

なお、当院(浅草橋西口クリニックMo 内科・泌尿器科・皮膚科)では数多くの慢性前立腺炎の患者様が受診され、診療、診断・治療、予防・療養上のアドバイスを行っております。

それらの知見も含めてご説明します。

 

 

【慢性前立腺炎とは】

【慢性前立腺炎とは】

慢性前立腺炎は、前立腺という臓器の炎症を指します。

前立腺は、男性の生殖器官の一部であり、尿道の周りに位置しています。

その主な機能は、精液を生産するための成分を提供し、精子の通過を助けることです。

慢性前立腺炎は、前立腺の組織が長期間にわたって炎症を起こしている病気です。

この炎症は、一般的に細菌による感染が原因で発生することもありますが、原因が特定できない非細菌性の場合もあります

 

 

慢性前立腺炎の【7つの原因】

慢性前立腺炎の【7つの原因】

慢性前立腺炎の原因は、細菌による感染や非細菌性の要因など、複数の要因が考えられます。

 

以下に代表的な原因を挙げます。

 

① 細菌感染

前立腺は尿道に近い位置にあり、細菌が尿道を経由して前立腺に感染することがあります。

最も一般的な細菌による感染は、大腸菌などの腸内細菌が原因となることがあります。

 

② 非細菌性前立腺炎

細菌感染が確認されない場合でも、前立腺に炎症が起こることがあります。

この場合は、原因が不明確であるため、非細菌性前立腺炎として分類されます。

精神的なストレスや神経因性の要因が関与している可能性があります。

 

③ 尿路感染

膀胱や尿道の感染が前立腺に広がることがあり、慢性前立腺炎の原因になることがあります。

 

④ 前立腺組織の損傷

前立腺に外傷を受けたり、手術を受けたりすることで、炎症が起こることがあります。

 

⑤ 自己免疫反応

免疫系が前立腺の組織を攻撃することで炎症が起こることがあります。

 

⑥ 性行為

長時間の性行為や性的な活動が慢性前立腺炎の原因になることがあると考えられています。

 

⑦ 過度の座位

デスクワークなどで、長時間の座位や椅子に圧迫されることで前立腺に血流が妨げられ、炎症が引き起こされることがあります。

 

 

慢性前立腺炎の【8つの症状】

慢性前立腺炎の【8つの症状】

慢性前立腺炎の症状は、個人によって異なる場合がありますが、以下に一般的な症状を挙げます。

これらの症状がすべて現れるわけではなく、一部の症状のみが出現することもあります。

 

① 頻尿

一日に何度も頻繁に尿をする必要がある感じがあります。

特に夜間の頻尿がよく見られます。

 

② 尿意切迫感

尿意が強く、急にトイレに行かなければならない感じがします。

 

③ 尿の異常

尿の出が悪い勢いが弱い、または断続的な尿の流れが現れることがあります。

 

④ 下腹部の痛み

前立腺が炎症を起こしているため、下腹部や陰部・骨盤周辺で痛みや圧迫感を感じることがあります。

 

⑤ 性行為による痛み

性交時に前立腺が刺激されることで痛みや不快感を感じることがあります。

 

⑥ 射精時の痛み

射精時に前立腺が収縮することで痛みを感じることがあります。

 

⑦ 性欲の低下や勃起障害

前立腺の炎症が性欲や性的機能に影響を与えることがあります。

 

⑧ 体のだるさや疲労感

慢性前立腺炎による症状や不快感が疲労を引き起こすことがあります。

 

これらの症状が他の疾患と重なることもあるため、自己診断を行うことは避け、症状がある場合は早めに医師に相談することが重要です。

適切な検査と診断を受け、適切な治療を受けることで、慢性前立腺炎の症状を改善できる可能性があります。

 

 

慢性前立腺炎の【診断】

慢性前立腺炎の【診断】

慢性前立腺炎の診断には、症状や特定の検査が行われます。

 

① 問診と身体診察

まず、患者様の症状や病歴を詳しく聞き取ります。

頻尿や尿の異常、下腹部の痛みなど、慢性前立腺炎に関連する症状を把握するためです。

その後、前立腺のサイズや状態を評価するために、直腸診を行うことがあります。

 

② 尿検査

尿の検査により、細菌感染や尿路感染を検出することができます。

また、尿中に赤血球や白血球が増加している場合もあり、これは前立腺炎の炎症を示す指標となります。

 

③ 血液検査

血液中の特定のマーカーや炎症性タンパク質のレベルを測定することで、炎症の程度を評価することができます。

 

④ 超音波検査

前立腺のサイズや形状、異常の有無を評価するために、超音波検査が行われることがあります。

 

⑤ 前立腺生検

炎症の原因が特定できない場合や、前立腺がんの疑いがある場合には、前立腺生検が行われることがあります。

生検は前立腺の組織を採取し、細胞学的または組織学的検査を行う手順です。

 

これらの検査は、慢性前立腺炎の診断に役立つ情報を提供します。

医師はこれらの結果を総合的に評価し、適切な治療法を決定することになります。

早期の診断と適切な治療によって、患者様の症状の改善や合併症の予防に寄与することが期待されます。

 

 

慢性前立腺炎の【4つの治療】

慢性前立腺炎の【4つの治療】

慢性前立腺炎の治療は、炎症の原因と症状の程度によって異なります。

一般的には、以下のような治療法が考慮されます。

 

① 抗生物質

細菌感染が原因である場合、適切な抗生物質が処方されます。

抗生物質は細菌を除去し、炎症を軽減する役割を果たします。

治療の期間や使用する抗生物質は、感染の種類や重症度によって異なります。

 

② 炎症を抑える薬

炎症を和らげる目的で、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やα遮断薬などの薬物が処方されることがあります。

これにより、痛みや排尿の症状が改善されることが期待されます。

 

③ 生活スタイルの変更

腰や骨盤を過度に圧迫しないようにするために、座位や姿勢の改善、適切な運動、体重の管理などの生活スタイルの変更が推奨されることがあります。

 

④ ストレス管理

非細菌性前立腺炎の一部の症例は、ストレスや心理的要因と関連している場合があります。

ストレス管理やリラックス法が症状の軽減に役立つことがあります。

 

慢性前立腺炎の治療は、個々の症状と原因に応じてカスタマイズされます。

医師の指導の下で適切な治療を受けることが重要です。

自己判断や自己治療を行わず、専門家の意見を仰ぐよう心掛けましょう。

早期に適切な治療を受けることで、症状の改善や合併症の予防に寄与します。

 

 

慢性前立腺炎でやってはいけないこと

慢性前立腺炎でやってはいけないこと

慢性前立腺炎の症状を和らげるために、以下のような注意事項を守ることが重要です。

これらのポイントは、症状を悪化させないようにするために避けるべきことを示しています。

 

① 自己判断や自己治療を避ける

前立腺炎の症状がある場合は、医師に相談し専門家の診断と治療を受けることが重要です。

自己判断や市販の薬の使用は、症状を悪化させる可能性があります。

 

② 抗生物質の乱用を避ける

抗生物質は細菌感染に対して有効ですが、誤った使用や不必要な使用は抗生物質耐性を引き起こす可能性があるため避けるべきです。

 

③ 過度な座位や長時間の座位を避ける

長時間の座位や過度な圧迫は前立腺に悪影響を及ぼす可能性があります。

定期的な休憩や運動を取り入れ、前立腺への圧迫を軽減しましょう。

 

④ 過度な性的活動を避ける

性的活動が慢性前立腺炎の症状を悪化させる場合があるため、適度な性的活動を心掛けることが重要です。

 

⑤ ストレスを軽減する

ストレスが症状に影響を及ぼす場合があるため、ストレス管理技術を身に付けることが重要です。

 

⑥ 過度の飲酒や刺激物の摂取を避ける

飲酒や辛い食品、カフェインなどの刺激物は症状を悪化させることがあるため、適度に摂取するように心掛けましょう。

 

これらの注意事項を守ることで、慢性前立腺炎の症状を軽減し、改善することが期待されます。

医師のアドバイスに従い、適切な治療と生活スタイルの改善を行うことが大切です。

 

 

【まとめ】

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

本記事では、慢性前立腺炎でやってはいけないことと併せて、慢性前立腺炎の症状や診断、治療などについても記述させていただきました。

急性・慢性前立腺炎でお困りの際は、是非当院(浅草橋西口クリニックMo 内科・泌尿器科・皮膚科)にご相談ください。

このコラムの監修者
鈴木 覚すずき さとる

【経歴】
2015年 聖マリアンナ医科大学卒業
2015年 聖マリアンナ医科大学病院 臨床研修
2017年 聖マリアンナ医科大学病院
2018年 港北ニュータウン診療所
2019年 ひたちなか総合病院
2022年 川口工業総合病院
2023年 浅草橋西口クリニックMo開設

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