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肋間神経痛でしてはいけないこと【浅草橋西口クリニックMo】

[2023.07.26]

肋間神経痛でしてはいけないことについて知りたいと悩んでいませんか?

この記事を見てくださっている方々は肋間神経痛が疑われる状態であり、どのように過ごしたら良いのかと心配なのではないかと思います。

本記事では、肋間神経痛でしてはいけないことと併せて、逆に肋間神経痛になったらどのようにしたらよいのかなどについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

なお、当院(浅草橋西口クリニックMo 内科・泌尿器科・皮膚科)では数多くの肋間神経痛の患者様が受診され、男性・女性問わず、診療、診断・治療、予防・療養上のアドバイスを行っております。それらの知見も含めて院長よりご説明します。

 

【肋間神経痛とは】

【肋間神経痛とは】

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)は、胸郭(胸の骨や肋骨)の間に走行する肋間神経が圧迫されることで生じる痛みの状態を指します。

通常、第4~第11の肋骨の間を走っている12本の肋間神経が該当します。

この痛みは、しばしば前胸部または背中の側面で感じられます。

 

 

肋間神経痛の【7つの原因】

肋間神経痛の【7つの原因】

肋間神経痛の原因は、主に以下のような要因によって引き起こされることがあります。

 

① 筋肉の緊張や伸展

肋間神経は胸郭の周りを走行しているため、周囲の筋肉が緊張したり、過度の負荷や不適切な姿勢によって筋肉が伸展すると、部分的に肋間神経に圧迫が生じ、肋間神経痛が出現することがあります。

 

② 外傷やけが

胸部に直接的な外傷やけがを受けると、肋骨やその周囲の組織が損傷し、肋間神経が圧迫され、肋間神経痛が発症することがあります。

 

③ 椎間板ヘルニア

背骨の間にある椎間板がヘルニア(飛び出し)を起こすと、椎間板が神経根を圧迫して、肋間神経痛を引き起こすことがあります。

 

④ 神経炎

神経炎は神経が炎症を起こす状態で、肋間神経が炎症を起こすことで痛みが生じることがあります。

 

⑤ 感染症

帯状疱疹などのウイルス感染によって、肋間神経が影響を受けることがあります。

 

⑥ 姿勢の問題

姿勢の悪さや長時間同じ姿勢を取ることで、肋間神経に圧迫がかかり、肋間神経痛が出現することがあります。

 

⑦ その他の原因

他にも胸部の腫瘍や内臓の疾患などが原因として肋間神経痛を引き起こす場合がありますが、比較的稀なケースです。

 

肋間神経痛は、特に急性の場合はかなりの痛みを伴うことがありますが一般的には自然に改善することが多いです。

しかし、症状が重篤で持続する場合や、他の症状とともに現れる場合は、医師に相談して適切な治療を受けることが重要です。

 

 

肋間神経痛になりやすい人【8つの要素】

肋間神経痛になりやすい人【8つの要素】

肋間神経痛は、一般的にある条件や状況によってなりやすいとされるグループがあります。

以下に肋間神経痛になりやすいとされる人の特定の要因をいくつか挙げます。

 

① ストレス

長期間のストレスや不安症状が筋肉の緊張を引き起こすことで、肋間神経に影響を与える可能性があります。

 

② 年齢

年齢が上がるにつれて、筋肉や骨格組織の変化により肋間神経が圧迫されやすくなることがあります。

 

③ 姿勢の問題

慢性的な姿勢の悪さ・歪みや猫背、長時間同じ姿勢を取ることで、肋間神経に圧迫がかかることがあります。

 

④ 過度の身体活動

過度な身体活動や激しい運動により、肋間神経に負担がかかり、炎症や圧迫が発生する可能性があります。

 

⑤ 胸部の外傷

胸部への外傷やけがが、肋骨や周囲の組織に影響を与え、肋間神経痛を引き起こす可能性があります。

 

⑥ 脊椎の問題

胸椎の異常や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折などが、肋間神経に圧迫をかけることがあります。

 

⑦ 疾患や感染症

一部の感染症や疾患、特に帯状疱疹などが肋間神経痛の原因となることがあります。

 

⑧ 胸部手術

胸部の手術が行われた後に、肋間神経が影響を受けていることがあります。

 

肋間神経痛を予防するためには、適切な姿勢の保持や過度な身体活動の避け、健康な生活習慣の維持が重要です。

また、何らかの痛みや不快感を感じた場合は、医師に相談し、適切な診断と治療を受けることが大切です。

 

 

肋間神経痛に【特徴的な6つの症状】

肋間神経痛に【特徴的な6つの症状】

肋間神経痛の症状は、主に以下のような特徴的なものが見られます。

 

① 胸痛

肋間神経痛の最も一般的な症状は、胸部・みぞおちに痛みが生じることです。

この痛みは一般的に鋭い痛みや刺すような痛みであり、1つの場所に集中することがあります。

 

② 背中の痛み

肋間神経が胸郭の周りに走行しているため、痛みが背中にも広がることがあります。

胸部と背中の両方で痛みを感じることがあります。

 

③ 呼吸による痛み

特に深呼吸や、咳・くしゃみをしたりすると、痛みが強くなることがあります。

これは肋間神経が呼吸によって刺激されることによるものです。

 

④ 動作による痛み

胸部を動かす動作や、特定の姿勢を取ると痛みが増すことがあります。

例えば、横になるときや起き上がるときに痛みを感じることがあります。

 

⑤ しびれや刺す感覚

一部の患者様は、肋間神経が圧迫されることによって、胸部や背中にしびれや刺すような感覚を覚えることがあります。

 

⑥ 一側性

肋間神経痛は通常一側に現れることが多いです。

片側の胸部や背中、脇腹に症状が集中することがあります。

 

肋間神経痛の症状は、個人によって異なる場合があり、注意が必要です。

軽い症状であれば自然に改善することが多いですが、症状が重篤で持続する場合は、医師に相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

なお、胸痛は心臓や肺などの重大な疾患と混同される可能性があるため、胸痛を経験した場合は早めに病院に相談することが重要です。

 

 

肋間神経痛の【一般的な6つの治療法】

肋間神経痛の【一般的な6つの治療法】

肋間神経痛の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。

一般的には、軽度の肋間神経痛は自然に改善することが多いですが、症状が重篤で持続する場合は、医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

 

以下に一般的な肋間神経痛の治療法をいくつか挙げます。

 

① 休息と身体活動の制限

症状が軽度な場合は、休息し、胸部への負担を軽減することで症状が改善することがあります。

過度な身体活動を避けることも重要です。

 

② 鎮痛薬

痛みを和らげるために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの痛み止めを処方します。

 

③ 筋弛緩剤

筋肉の緊張を和らげるために筋弛緩剤を処方する場合もあります。

 

④ 生活習慣の改善

適切な姿勢の保持、体重の管理、運動療法などが症状の改善に役立つことがあります。

 

⑤ 神経ブロック

痛みの原因が特定された場合、神経ブロックと呼ばれる治療を行うことがあります。

これは局所麻酔やステロイドを使用して神経を一時的にブロックする方法です。

 

⑥ 理学療法

胸部の筋肉を強化し、姿勢を改善するための施術・アプローチ・対策が行われる場合もあります。

 

重篤な場合や他の病態と関連している可能性がある場合は、医師が適切な検査を行い、適切な治療方法を決定します。

自己判断せずに、医師の指示に従って適切な治療を受けることが重要です。

 

 

肋間神経痛でしてはいけないこと【4つの避けるべきこと】

肋間神経痛でしてはいけないこと【4つの避けるべきこと】

肋間神経痛の場合、以下のような行動や動作は避けるべきです。

 

① 過度な身体活動

肋間神経痛の症状がある場合は、過度な身体活動や激しい運動を避けることが重要です。

痛みを悪化させる可能性があります。

 

② 姿勢の悪化

悪い姿勢を取ることで、肋間神経への負担が増える可能性があります。

正しい姿勢を保つよう心掛けましょう。

 

③ 無理な体勢

胸部に圧力をかけるような無理な体勢を取ることは避けるべきです。

 

④ 無理なマッサージやストレッチ

自己治療として無理なマッサージやストレッチを行うことは、症状を悪化させる恐れがあります。

専門家・整形外科・整骨院・整体院の指導のもとで行うべきです。

 

肋間神経痛の症状は、他のより深刻な疾患と混同されることがあるため、適切な治療を受けるために医師の専門的なアドバイスを仰ぐことが重要です。

自己判断せず、症状に対して適切な対応をすることが大切です。

 

 

肋間神経痛になったらやった方がよい【7つのこと】

肋間神経痛になったらやった方がよい【7つのこと】

肋間神経痛になった場合、以下のような対処法が役立つことがあります。

ただし、症状が重篤で持続する場合は、早めに医師に相談することが重要です。

 

① 休息と身体活動の制限

症状が軽度の場合は、休息し、胸部全体への負担・動きを軽減することで症状が改善することがあります。

過度な身体活動や疲労を避けるよう心掛けましょう。

 

② 鎮痛薬の使用

痛みを和らげるために非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛薬を使用します。

 

③ 暖かい湿布や温熱療法

胸部表面に暖かい湿布を貼ったり、患部に温熱療法を行うことで、筋肉の緊張を和らげることができます。

 

④ 筋肉を緩めるストレッチやマッサージ

肋間神経痛の症状が筋肉の緊張によるものであれば、特定のストレッチやマッサージを行うことで緩和される場合があります。

ただし、無理なストレッチやマッサージは避けましょう。

 

⑤ 姿勢の改善

正しい姿勢を保つよう心掛け、背筋を伸ばし、肩を下げるようにしましょう。

 

⑥ ストレス管理

ストレスが筋肉の緊張を引き起こす要因になることがあるため、適切なストレスの解消方法を取り入れることが大切です。

 

⑦ 心身ともにリラックス

リラックスできる時間を持ち、心身の緊張を緩和・回復させることが大切です。

 

肋間神経痛は、個人差があるため、効果的な対処法は人によって異なります。

症状が持続する場合や他の症状がある場合は、医師に相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

自己判断せず、医師の指示に従って適切な対処をすることが大切です。

 

 

肋間神経痛の【6つの予防法】

肋間神経痛の【6つの予防法】

肋間神経痛の再発予防には以下のような方法が役立つことがあります。

 

① 適切な姿勢の保持

正しい姿勢を保つことで、胸郭の圧力が均等に分散され、根本的に肋間神経への負担を軽減することができます。

特にデスクワークなどで長時間座っている場合は、背筋を伸ばし、肩を下げるよう心掛けましょう。

 

② 適度な運動

適度な運動は筋肉を強化し、体のバランスや肩こりを整える助けになります。

特に胸部の筋肉や背中・骨盤の筋肉を左右均等に鍛えることで、肋間神経への負担を軽減することができます。

 

③ ストレッチや呼吸法

胸部や腹部などの上半身のストレッチや呼吸法を行うことで、筋肉の緊張を和らげることができます。

日常的に緩めることで、肋間神経痛のリスクを軽減することができます。

 

④ 体重管理

過体重の場合は、肋間神経に対する負担が増える可能性があります。適切な体重を維持することで、負担を軽減することができます。

 

⑤ けがや外傷の予防

スポーツや日常生活でのけがや外傷を予防することが重要です。

特に胸部あたりへの直接的な衝撃を避けることで、肋間神経の損傷を防ぐことができます。

 

⑥ ストレス管理

長期間のストレスは筋肉の緊張を引き起こす要因になります。

適切なストレス管理方法を取り入れることで、肋間神経痛のリスクを軽減することができます。

 

肋間神経痛の予防には、日常生活での意識的なケアが大切です。

特に姿勢の矯正や運動、ストレッチ、体重管理などを重視し、自己管理を行うことが予防に繋がります。

また、症状が持続する場合は早めに医師に相談することも重要です。

 

 

肋間神経痛に似ている病気【5つの疾患群】

肋間神経痛に似ている病気【5つの疾患群】

肋間神経痛には、他の病気と症状が類似している場合があります。

以下に挙げるいくつかの病気や状態は、肋間神経痛と似た症状を引き起こす可能性があります。

 

① 心臓疾患

心筋梗塞(心臓の血流が止まることで心筋が損傷する状態)や狭心症(心臓への血液供給が不足する状態)は、胸部に圧迫感や痛みを引き起こすことがあります。

これらの症状は肋間神経痛と混同されることがありますが、胸痛を経験した場合は直ちにどこか医療機関に相談することが重要です。

 

② 肺疾患

肺炎、気胸(胸腔に空気が溜まることで肺が圧迫される状態)、肺塞栓症(肺の血管が詰まることで肺機能が損傷する状態)などの肺疾患も、胸痛や呼吸困難などの症状を引き起こすことがあります。

 

③ 脊椎の病気

脊椎の椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などが肋間神経の圧迫を引き起こし、胸や背中の痛みを伴う場合があります。

 

④ 消化器系の疾患

胃潰瘍、胃食道逆流症、胆石、膵炎など、消化器系の疾患も胸痛や背中の痛みを引き起こすことがあります。

 

⑤ 筋骨格系の疾患

筋肉の炎症や骨の損傷による周辺症状も肋間神経痛に似た痛みを生じることがあります。

 

これらの病気や状態は、肋間神経痛と似た症状を引き起こすことがありますが、原因や特徴には異なる点があります。

症状が持続したり、他の症状とともに現れたりする場合は、医師による適切な診断と治療が必要です。

胸痛や背中の痛みを経験した場合は、自己判断せずに早めに専門家に相談することが重要です。

 

 

医療機関に受診すべき【6つのケース】

医療機関に受診すべき【6つのケース】

肋間神経痛に似た症状がある場合は、以下のような状況で医療機関に受診することが推奨されます。

 

① 突然の激しい胸痛

突然の激しい胸痛がある場合は、肋間神経痛だけでなく、他のより深刻な心臓や肺の疾患との混同を避けるためにも、直ちに医療機関を受診する必要があります。

 

② 呼吸困難

呼吸に困難を感じる場合や息苦しさがある場合は、早急に医療機関に相談する必要があります。

肺や気道に問題がある可能性があります。

 

③ 症状が重篤で持続する場合

肋間神経痛の症状が数日間以上持続し、特に悪化している場合は、早めに医療機関に受診し、詳細な診断と適切な治療を受ける必要があります。

 

④ 異なる症状がある場合

他の症状とともに胸痛や背中の痛みがある場合は、肋間神経痛だけでなく、他の疾患・部位との関連性を考慮するためにも、医師に相談することが重要です。

 

⑤ 感染症の症状がある場合

発熱、発疹などの感染症の症状がある場合は、肋間神経痛が感染症によるものである可能性があるため、医療機関に受診する必要があります。

 

⑥ 胸部外傷がある場合

胸部に直接的な外傷やけが(骨折など)を受けた場合は、肋骨や肺に損傷が生じている可能性があるため、早急に医師に相談することが重要です。

 

肋間神経痛の症状は個人差がありますが、特に上記のような状況が見られる場合は、自己判断せずに早めに医療機関に受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

医師による適切な対応によって、症状の改善が期待できます。

 

 

【まとめ】

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

本記事では、肋間神経痛でしてはいけないことと併せて、逆に肋間神経痛になったらどのようにしたらよいのかなどについて記述させていただきました。

肋間神経痛は一般的で非常によくある症状なので、悩みは多いと思います。

肋間神経痛でお困りの際は、是非当院(浅草橋西口クリニックMo 内科・泌尿器科・皮膚科)にご相談ください。

このコラムの監修者
鈴木 覚すずき さとる

【経歴】
2015年 聖マリアンナ医科大学卒業
2015年 聖マリアンナ医科大学病院 臨床研修
2017年 聖マリアンナ医科大学病院
2018年 港北ニュータウン診療所
2019年 ひたちなか総合病院
2022年 川口工業総合病院
2023年 浅草橋西口クリニックMo開設

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