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切り傷から血が止まらないときの対処法!血が止まらない原因や治し方

[2024.05.30]

切り傷から思っていたよりも血が止まらないとき、焦ってしまうのは当然のことです。血が止まらないのにはいくつかの理由があり、正しく対処ができないと感染症のリスクや傷跡が残る可能性があります。

そのためこの記事では、以下の内容を解説しています。

  • 切り傷によって血が止まらないときの正しい対処法
  • 切り傷で血が止まらない4つの原因
  • 切り傷から10分以上血が止まらないときの対応

記事の後半では、切り傷ができたときの応急処置手順についても解説しています。切り傷ができて正しい対応方法を知りたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

1.切り傷によって血が止まらないときの正しい対処法

切り傷によって血が止まらないときの正しい対処法として、以下の3つを解説していきます。

  • 傷口をピンポイントで抑える
  • 傷口を心臓より高い位置で抑える
  • 10分程度は傷口を抑え続ける

それぞれ見ていきましょう。

1-1.傷口をピンポイントで抑える

傷口を抑える際は、傷口をピンポイントで抑えることが重要です。

血は、血小板や凝固因子の働きによって傷口が塞がれることで止まる仕組みです。そのため、傷口を怖がって曖昧な位置を抑えても、効果的な止血はできません。

たとえば、何かと何かを接着したいとき、正確な位置に圧力をかけることで接着が強くなりますよね。それと同じで、傷口もピンポイントで圧迫できれば血が止まりやすくなります。

1-2.傷口を心臓より高い位置で抑える

出血が続く場合、傷口を心臓より高い位置に保つと効果的です。特に浅い傷は静脈からの出血が多く、静脈圧が高いと出血が止まりにくくなります。心臓より高い位置に傷口を保つことで、重力により静脈圧が下がり、出血が止まりやすくなるという流れです。

特に手を怪我した場合は、手を机や手台の上に置き、心臓より高い位置に保ちながら傷口をピンポイントで抑えるようにしましょう。

1-3.10分程度は傷口を抑え続ける

血が止まりにくいときは、10分程度傷口を抑え続けてください。傷口が塞がっていない状態で止血をやめてしまうと、血小板や凝固因子がはがれて再出血しやすくなります。

正常な場合でも、血小板や凝固因子が働いて止血するには2〜6分かかります。血液を固まりにくくする薬を服用している方はさらに時間がかかるでしょう。

そのため10分程度はじっと我慢し、傷口をしっかり抑え続けましょう。抑えている手を放す際も、ゆっくりと優しく放すようにしてください。

 

2.切り傷で血が止まらない4つの原因

切り傷で血が止まらない原因として、以下の4つが考えられます。

  • 傷口が深い
  • 血が止まりにくい体質を持っている
  • 白血病や肝機能障害を患っている
  • 血液をサラサラにする薬を服用している

それぞれ解説します。

2-1.傷口が深い

傷口が深い場合、血が止まりにくくなることがあります。特に、大きな血管が損傷したり、広範囲の皮膚が剥がれたりすると、出血量が多くなり止血が難しくなります。

刃物や鋭利な物による切り傷は、深く広範囲にわたることが多いため、特に注意が必要です。このような場合、適切な圧力をかけて止血を試みると同時に、早急に医療機関を受診することが重要です。

関連記事:包丁で指を切ったらどうする?病院に行く目安は?何科を受診すべき?

2-2.血が止まりにくい体質を持っている

生まれつき血が止まりにくい体質を持つ人もいます。これは遺伝や体の特性によるもので、血液が薄い、または血小板の数や機能が低下している場合などが当てはまります。

これらの方は、軽い切り傷でも血が止まりにくくなることがあるため、予め自身の体質を理解し適切な対処方法を知っておくことが大切です。

2-3.白血病や肝機能障害を患っている

白血病や肝機能障害を患っている場合、血が止まりにくくなることがあります。白血病は、白血球の異常増加によって血液の凝固が阻害される疾患です。肝機能障害は、肝臓が血液凝固に必要な因子を生成できなくなるため、血が止まりにくくなります。

また、血小板減少性紫斑病や血友病といった疾患も、血液の凝固を妨げるため、出血が長引くことがあります。これらの疾患を持っている場合、専門医の診察を受け、適切な治療を受けることが重要です。

2-4.血液をサラサラにする薬を服用している

血液をサラサラにする薬を服用している場合、出血が止まりにくくなることがあります。

たとえば、抗凝固薬や抗血小板薬は血液の凝固を遅らせる作用があり、出血が止まりにくくなります。ワーファリンやダビガトランなどの抗凝固薬、アスピリンやクロピドグレルなどの抗血小板薬がこれに該当します。

上記のような薬を服用している場合、通常よりも長い時間圧迫を続け、必要に応じて医療機関での診察を受けるようにしましょう。

 

3.切り傷から10分以上血が止まらなければ病院へ

切り傷ができて10分程度圧迫しても出血が止まらない場合は、すぐに病院を受診し、適切な処置を受ける必要があります。

焦らずに冷静に対処し、病院へ向かいましょう。医療機関で適切に治療を受けることで、早期の回復を期待できます。

関連記事:切り傷は何科を受診すべき?切り傷で病院に行く目安も解説

3-1.切り傷で病院を受診するその他の目安

切り傷ができて血が止まらないとき以外にも、病院を受診すべき目安があります。以下のような場合は、迷わず病院を受診してください。

  • 傷口が深い場合
  • 傷が深く肉が見えている場合
  • 洗い流しても異物が残っている場合
  • 傷が化膿した場合
  • 時間が経っても傷が治らない場合
  • 血液をサラサラにする薬を服用している場合

切り傷を放置することで、感染症のリスクや傷跡が残る可能性があるため、病院にて正しい処置を受けましょう。

 

4.切り傷の治し方・応急処置の手順について

最後に、切り傷の正しい治し方を解説していきます。

切り傷を治すときは、応急処置が肝心です。以下の手順で応急処置をおこなってください。

  1. 傷口をよく洗う
  2. 止血する
  3. 傷口を保護する
  4. 経過を観察する

応急処置をおこなうときは、傷口を洗い流すときはできるだけ水を使い、患部を乾燥させないように絆創膏で保護してください。

応急処置の手順については以下の記事でさらに詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

関連記事:切り傷を早く治すための応急処置手順!病院に行くべき目安も解説

5.まとめ

切り傷ができて血が止まらないときは、以下の3点を試してみてください。

  • 傷口をピンポイントで抑える
  • 傷口を心臓より高い位置で抑える
  • 10分程度は傷口を抑え続ける

それでも血が止まらなければ、病院への受診が必要です。焦らず冷静に、正しい対応を心がけましょう。

浅草橋西口クリニックMoでは、切り傷や擦り傷に対する診断・処置をおこなっています。急な怪我でお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。

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